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超硬工具協会賞(平成22年度) 受賞のお知らせ

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2011/01/01
メディア
超硬工具協会賞(平成22年度) 受賞のお知らせ
冨士ダイス株式会社は、平成22年度 超硬工具協会"技術功績賞"および "作業・事務・生産技術等の改善賞"の表彰を受けました。

【平成22(2010)年度:技術功労賞】
○件 名:”フジロイポーラス合金工具”の開発
○特 徴:
①本開発技術は、紙成形用金型において適度な潤滑油供給を容易に実現するため細粒体と粗粒体および結合金属粉末を組み合わせることで、平均孔径と多孔質量を適切に選択できるようにし、さらに細粒体としてリユース粉末を使用可能にしたポーラス合金製造技術。
②本来スクラップとなる古くなったサーメット用混合粉末や加工屑粉なども利用できる多孔質な硬質合金を開発した。紙成形用金型に適用して、潤滑油のスプレー塗布を工具内部からの供給に変更して環境影響を少なくし製品品質向上を達成した。さらに、真空チャックなど、新たな耐摩耗ポーラス合金工具分野も開拓した。

【平成22(2010)年度:作業・事務・生産技術等の改善賞】
○件 名:”窒素添加サーメット研削用ダイヤ砥石の低消耗化”
○特 徴:
①耐摩耗工具にも切削工具と同様に窒素添加サーメットの応用が期待されているが、切削工具と異なり製品寸法が約35mm以上と比較的大きく難研削性であることが多いことから、生産性やコスト面で課題があった。砥石回転速度と砥粒の消耗形態の影響を調べた結果、これらの課題を改善できる窒素添加サーメットに適した砥石および研削方法を開発・確立した。
切削工具と異なり製品寸法が約35mm以上と比較的大きく難研削性であることが多いことから、生産性やコスト面で課題があった。砥石回転速度と砥粒の消耗形態の影響を調べた結果、これらの課題を改善できる窒素添加サーメットに適した砥石および研削方法を開発・確立した。

◆日本機械工具工業会のホームページは、こちらをご覧ください。