11月5日、東京都市大学の学生22名が、1名の先生の引率のもと、本社展示室を見学されました。

参加されたのは、理工学部機械工学科の研究室に所属する3年生から修士1年生までの学生と、見学に先立ち10月24日に開催された特別講義を聴講した1年生の希望者です。

特別講義では、「各種産業に使用される硬質材料」をテーマに、約180名の学生に対し、当社社員が超硬合金を中心とした硬質材料の機械的特性、製造工程、応用分野、具体的な使用方法と、それにより製造される部品について、動画を交えて説明しました。

学生からは、「超硬合金が思ったより身近で使われていることを初めて知った」「超硬合金が様々な日本の産業を支えていることが分かった」「まさかレンズ成形にまで使用されているとは」などの感想が寄せられました。

【10月24日に開催された特別講義の様子】

ショールームの見学は、当社の会社概要説明後、3グループに分かれて実施しました。最近のトピックである「サステロイ」「モータコア抜き金型」「高熱膨張ガラス成形金型」の説明から始まり、当社の強みである多品種の耐摩耗工具についても紹介しました。学生からは多くの質問が寄せられ、「重さ比べ」の展示では、鋼と超硬合金を実際に手に取り、その重量感の違いに驚きの声が上がりました。

【人事部による会社概要説明の様子】

今回の見学が、学生の学びや研究へのモチベーション向上につながれば幸いです。当社では、今後も学生を対象とした見学の機会を継続的に提供してまいります。