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粉末冶金の国際学会「WORLD PM2024 YOKOHAMA」にて材料開発部が学術発表を実施
10月13日~17日にパシフィコ横浜で開催された「WORLD PM2024 YOKOHAMA(2024年粉末冶金国際会議)」にて、材料開発部の佐藤僚太・堀江和眞・川上優が、セミナー形式とポスターによる学術発表をそれぞれ1件(計2件)行いました。
WORLD PMは、世界最高権威の粉末冶金国際会議で、2年に1度開催されます。日本では12年ぶり4回目の開催で、世界から約700名の研究者が横浜に集い、6ヶ所の会場で技術的な発表と質疑応答が行われました。
佐藤と堀江は「Effects of WC Grain Size and Composition of WC-Co Cemented Carbides on Tensile Fatigue Properties (超硬合金の疲労特性に及ぼすWC粒径と組成の影響)」を発表しました。1時間の発表では聴講者が途切れることが無く、ポスター発表の中では最も盛況なものとなりました。
川上は「A Consideration of Relation between Transverse Rapture Strength and Size of Fracture Origin(抗折力とその破壊の起源の寸法の関係に関する一考察)」をセミナー形式で発表しました。超硬合金の特性に関する基礎的かつ重要な研究に興味がもたれ、制限時間をオーバーするまで質疑応答が続きました。
これらの発表を通じて、当社の技術力を世界にアピールできたと思います。
材料開発部は、今後も材料に関する技術力を高め、新製品開発に繋げてまいります。