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国際会議「Plansee Seminar 2025」にて学術発表を行いました
2025年6月1日~6日、オーストリア・ロイテにて開催された第21回「Plansee Seminar」に、当社技術開発本部が参加し、学術発表を行いました。
●Plansee Seminarとは
Plansee Seminarは、耐熱材料および硬質材料分野における世界最大規模の国際会議で、4年に一度開催されます。今回は、30か国から529名が参加し、合計287件のプレゼンテーションが行われました。参加者の地域構成は以下の通りです。
• ヨーロッパ:約70%
• アジア:約20%
• 北中南米:約7%
日本からは十数名が参加し、約10件の発表が行われました。
●当社の発表内容
当社と東北大学の共同研究として、以下の2件の研究成果を発表しました。
1. WC-Co超硬合金の破壊の起源の寸法と抗折力との関係
2. WC-Co超硬合金の粒成長シミュレーション
世界中の研究者による最新の研究発表は非常に刺激的で、多くの知見を得るとともに、研究への意欲をさらに高める貴重な機会となりました。
●開催地について
ロイテは、オーストリア西部のチロル地方に位置する美しい山岳地帯です。快適な気候と自然に囲まれた環境のもとでモチベーションが高まり、素晴らしい経験ができました。
●今後に向けて
今後も、当社は硬質材料分野における研究・開発活動を積極的に推進し、その成果をもとに、次回のPlansee Seminarでも発表の機会を得られるよう努めてまいります。